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−白月− 2005.11
飯能の緑深き山中で制作活動をされております、『橙緑屋』の主人の染めた風呂敷を購入されたお客様からのご依頼。
本来、風呂敷を額に入れて飾るとなると、風呂敷を貼ってしまうので使うことは出来なくなってしまう。
しかし、お客様のご依頼は「飾ったり、使ったり出来るようにしたい」とのこと。
おお〜、これは難しい。
本当に難しかった。
テープなどで仮にであっても、固定してしまったら風呂敷がいたんでしまう。
考えに考え、上下をゴムバンドで留めて、一気に圧力をかけて固定するという方法を強引にとった。
「一気に」というのがミソで、せいの!って感じで本当に一気にガバっと固定すると画像のようにきれいに飾ることが可能。
お客様、大丈夫かなあ。
せいの!ガバ!って。
・・・→制作・ウラ話


−snow− 2005.12
ガクブチ展0&1をひらいた秩父の『ぢろばた』にて、実際に私の作ったガクブチを見て下さった方からのご依頼。
全く何もないところから、突然、「ガクブチを作って下さい」といわれても作る立場としてはとても難しいのですが、あらかじめ自分の作ったものを見たうえで依頼していただけるということは、とてもありがたく、そして作業しやすいものです。

しかし、このガクブチには難しい点がいくつかありました。
中に飾るもの、その現物が見られないということと、これまた、上の風呂敷のガクブチ同様初めて挑戦するかたちだったということです。
試行錯誤の連続で完成させたガクブチではありますが、喜んでいただけました。
正面から見ると絵柄はよくわからないのですが、横から見ると「雪の結晶」なんです。
依頼された時期が冬。お渡しするときがクリスマス前ということで、ちょうどいいなあってことで作り上げました。
本来、季節限定物ではいけないのかもしれない。
でも、季節を感じさせる物のたたずまい、心の移りようというものが、自分は好きです。
・・・→制作・ウラ話


−セ・ラ・ヴィ− 2006.3
とても身近な人からのご依頼は、ラクなようで厳しいものです。
ラクさせていただいた部分は、納期の遅れ。
厳しさの部分は、わかっている相手だけに妥協できないところ。

小さなガクブチで、丁寧に手作り感を出したいこともあって久々に彫りを入れました。
手描きの柄は多少失敗しても取り返しがつくのですが、彫りとなるとなかなかそうはいかないので、緊張感があります。
近くで見てもわかりづらいんですが(ダメじゃん)、柄の一部にガラスビーズがはめ込んであります。
白と赤の小花(と思われる)の、可愛らしいインドビーズです。
耐久性を考えると、そんなんくっつけない方がいいのはわかっているんです。
でも、やってしまうんです。ここまでくるとサガですかねえ。

タイトル通り、フランスをイメージして作っていたのですが、どこかスイス風、アルプス風な出来になってしまいましたが、「かわいー」ってことで満足していただけましたので、ひとまずよかったと。
・・・→制作・ウラ話


−eikon No.3− 2006.12
2006年・暮れ 銀座のギャラリーで作品展をひらいた斎田明子様からのご依頼で、イコン画にあわせたガクブチを作りました。
ガクブチ展・2の準備と平行しながらの制作で、かなりしんどかったけれど、たくさん吸収・たくさん勉強のできた素晴らしい機会をいただけたことに感謝。

計6点、作りました。他のガクブチは、こちらからどうぞ。

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